V-Ray NEXT for Maya BETA3
V-Ray NEXT for Mayaのオープンベータのライセンスが延長になったので、
多分当初10月ぐらいのリリースが1~2か月遅れるような感じなのでしょうかね。
そんなわけで、最近はV-Ray NEXT for Mayaのベータ版もテストしてます。
NEXTは、バージョン3.6よりレンダリングが速くなってますね。
CPUレンダリングの場合、バージョン3.6で15m37sのレンダリングが、
NEXTだと10m43sでした。
また、GPUレンダリングもかなり速くなっていますが、データはまだとっていません。
さて、NEXTのCPUレンダリングで、20m31sのレンダリングを、NEXTのGPUでレンダリングすると29m12sでした。
ん~、やっぱりまだCPUでレンダリングする方が速いのかぁ。
ただし、うちのマシンはCPUが88スレッドというスペックなので、GPUが遅いのではなくてCPUが速い。(CINEBENCHで6000弱ぐらい)
ちなみにGPUはQuadro M6000です。(これもそこそこ速いけど、ちょっと古い)
モバイルワークステーションの方はさすがにCPUのコア数は少ないですが、
GPUはQuadro P5000とリッチな仕様なので、NEXTのGPUでレンダリングすることで、ハイスペックなデスクトップマシンなみの速さでレンダリングできることになる。
これは、非常に助かりますわ。
また、V-Rayは、ハイブリッドレンダリングに設定することで、GPUレンダリング時にCPUも利用することができます。(GPUの計算をCPUでシュミレーションして計算しているので、ロスは多いのですが…。)
まぁ、それでもCPUレンダリングで、20m31なのが、ハイブリッドレンダリングだと、
13m56sでレンダリングできたので、期待以上というか結構いいかも。
ただしですね、ベータ版なのであれこれ言えないですが、
GPUレンダリングだとrender elements のMulti Matteがうまく機能しないみたい。
(マスクとれないやん!)
リリース時には治っていることを祈ります。